不思議な果物
ノニってご存知ですか?
ノニの実は各種ビタミンやミネラルや必須アミノ酸など非常に多くの栄養素を持ったハーブの一種です。
正直、味は美味しいとは言えませんが、糖尿病、高血圧、肝臓の不調、肥満、毛髪の悩み、慢性疲労の改善など、現代人が多く抱えている問題に有効だと言われています。
まさに万能薬的存在のノニ。
そんなノニには「スコポレチン」という成分が含まれています。
今回はその「スコポレチン」について紹介したいと思います。
スコポレチンは炎症から引き起こされる痛み、痒み、潰瘍、発赤、発熱、頭痛、強張り、嘔吐、咳などを緩和、改善してくれます。
改善できる主な炎症は、関節炎、リウマチ、腰痛、すべての筋肉の炎症、腱鞘炎、外傷、四十肩、五十肩、手根管圧迫症候群、膠原病に関わる炎症、皮膚病、痛風、粘膜の炎症、口内炎、カンジダ症、火傷、シモヤケ、打ち身、挫き、床ずれなどがあり、他にも花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性の炎症にも効くことがわかっています。
なぜこんなに効くのか。
それは、「モリンドン」と「モリンデン」という、ノニ特有の抗菌、殺菌物質と連携しているからだそうです。
この「モリンドン」と「モリンデン」プラス「スコポレチン」の組み合わせは、炎症や傷に対してどれくらい効くのかというと、それは抗ヒスタミン剤や炎症抑制剤並みです。
自然のちからでこんなに効くのは、もしかしたらノニだけではないでしょうか?
ここで体験談を2つ紹介します。
『床ずれが改善!?』
ある80代の男性が長く寝込んでいらっしゃいました。
長く寝込んでいると、下になっている部分に血流がいかなくなるわけですから、そこが腐敗して約45mmもの穴があいてしまい困っていました。
病院から処方された塗り薬も使ってみたのですが、効果はあまり無く、困っていたそうです。
そこで、どこからかノニに含まれるスコポレチンの話を聞き、薬の代わりにノニを塗ることにしたそうです。
最初に紹介したように、スコポレチンは炎症、傷に効き、なおかつ血流の改善にも有効です。
塗り始めてから暫くすると、まず床ずれの周囲の赤くなっていた炎症が治まっていき、それから少しずつ傷が縮まっていったそうです。
一時は10mmまで小さくなっていたのですが、塗布や洗浄が不十分だとまた悪化してしまうので、やはりノニは効いている。と確信を持ち、それからも暫くノニを塗布し続けていきました。
それから時間が経つにつれ、傷口はだんだんと小さくなっていき、今では米粒くらいまで小さくなっているのですがまだ完全には傷は塞がっていないそう。
ですが、あと一歩というところまできているので、諦めずにノニの塗布を続けていくという話です。
そしてもうひとつ。
『ノニで水虫が…!?』
白癬菌による水虫に苦しんでいた男性がいました。
そのことを友人に相談すると、ノニには炎症や皮膚や体の組織に寄生する有害菌の増殖を抑えたり、殺したりする働きに優れているという話を聞き、ノニなら水虫が改善されるかもしれないと1〜2ヶ月ほど患部に塗布し続けてみたところ、見事に改善されたとのことです。
今回は「塗布する」という使い方を中心にノニの効果について紹介しましたが、ジュースにして飲むと体の中から健康になっていきます。
紹介した2つの体験談をもとに、各炎症や傷で悩んでいる方はノニを積極的に取り入れた生活に変えてみるといいかもしれませんね。 続きを読む